いつもブログを読んで下さりありがとうございます。
境界性パーソナリティ障害克服セラピスト
山岸麻子です。
前回のブログの続きです。
人は傷つくと心が壊れることを
身をもって体感し
人に優しくありたいと願い行動すると
エネルギーを消耗して
どんどん自分がすり減っていった私でした。
自分への優しさはないどころか
自分に優しくするなんて、そんなのわがまま!
自分に優しくするなんて甘えだ!
楽あれば苦ありだから、楽しちゃいけない!
自分への優しさを否定してました。
子どもの頃から
叩かれないようにずっと心は緊張状態だったし
「あなただけいい想いをするの!」と町中で怒鳴られたり
私の心はいつも戦闘モード
両親の元を離れても
心は子どもの頃と変わらない
いつやられてしまうんだ、いつ傷つけられてしまうんだ
と戦闘モードは変わらず
自分に優しくするなんて
価値観は持ち合わせいなかったんです。
自分に優しくしていい
と新しいと知ってから
自分に優しくする行動を取りはじめました。
そのうちの1つが
ごはんを食べること
10代から摂食障害を患っていたので
家族の為にごはんを作っても
自分のお米とおかずをお皿に盛ることはなく
家族が食べているごはんを
ーロ頂戴と貰う程度の食事しかしていませんでした。
自分に優しくする為に
ごはんをお皿に盛り、1ロ食べると涙が溢れ
なんだか自分に優しくすると
今まで優しくしてもらえなかった悲しみがどんどん溢れてきて
しばらくはごはんを食べる度に泣いていました。
自分に優しくする、自分を大切にする、自分を愛する
この想いが自分に浸透してくると生きづらさから解放されていきます。
その過程は大変なこともありますが、自分のペースを大切にして
一歩一歩進んでいくと
真暗闇の出口の見えないトンネルの中に
だんだんと出口の明るさが、見えてきます。