統合ワークにより、傷を庇うことで精一杯で身につけることの出来なかった
生きやすい心のあり方を身につけていきます
小さなころに養育者との愛のある絆(愛着関係)が築けないと、心の中の安心感や自分や自分以外への信頼感がわからず、感情を調整したり、ストレスに柔軟に対応できる心のカが育ちません。そればかりか、自分に自信が持てず、自分を大切に尊重する感覚や、自分と他者との間に境界線がひけず、生きづらさは増していきます。
催眠療法によるインナーチャイルドの癒しと共に、統合ワークを学び、まず自分の心の中に安心感と自分への信頼感を育てていきます。この安心感と信頼感は自分が幸せに生きるための心の土台です。例えば、大きな木は、根が土中にしっかり張られて、強風が吹いても大雨が降っても倒れずに葉を茂らせ花を咲かせ実を実らせていけます。安心感や信頼感は、自分が幸せに生きるための木の根のようなものです。木の根が脆弱なため、苦しみを終わらせ幸せの花を咲かせようとしても、強風や大雨といったストレスに晒されたときに、花は落ちてしまいます。
特徴
感情ワークで、全ての感情を大切にしていき、自分の中に安心感と信頼感を作ります
私たち人は、喜怒哀楽、色々な感情を感じて当然です。ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情もあって当然なんです。孤独感や死にたい気持ちを感じたとき、友人との会話やお買い物などで気分転換をして、気持ちが少し晴れても、次の日の朝になると、また心が苦しくなる程に孤独感や死にたい気持ちを感じる、こんな経験はありませんか?
ネガティブな感情、悲しみや寂しさ、イライラ、不安や恐れ、孤独感や死にたい気持ちを感じると多くの人はなかったことにしよう、気分転換をして忘れようとして、一見、その気持ちは薄れたように感じますが、消えてなくなることはなく、心の中にしっかりと蓄積されています。ネガティブ感情も自分の大切な本当の気持ちです。蔑ろにせず、感情ワークを用いて、気づき、認め、癒し、受け入れていきます。自分が感じている本当の気持ちを大切にし、自分が自分の味方になっていくので、自分の中に安心感が育ち、自分ヘの信頼感が高まります。そして、感情ワークで癒し受け入れていくことで、ネガティブ感情は満され静かになっていきます。
生きにくい観念を癒していきます
生きにくい観念は世の中では認知の歪みと表現しますが、この認知の歪みは、心が傷ついたときに出来るので、生きにくい観念と表現します。観念とは物事の捉え方です。物事の捉え方は人それぞれ違いますが、生きやすい捉え方と生きにくい捉え方があります。例えば、「嘘」ときいてあなたはどんな風に捉えますか?パッと直感で浮かびあがったことがあなたの嘘に対する観念です。人によっては、『嘘はいけない!悪だ!』と怒りを感じながら捉えるかもしれないし、『嘘も方便、使い方次第よ』と気楽に捉える方もいます。
失敗はどうですか?失敗ときくと、どんなことが浮かんできますか?『失敗は恥ずかしい、取り返しがつかないから、絶対に失敗しちゃダメ!』と失敗を捉える人もいますし、『失敗があるから成長できる!トライ&エラーでどんどん挑戦していこう!』と捉える人もいます。このように1つの物事に対して、人の捉え方は様々です。ですが、両方とも前者の捉え方だと生きにくくなり、後者の捉え方だと生きやすくなります。
自分の中の観念を変えていく
そして生きにくい観念を癒す大切なポイントは、自己像、セルフイメージです。インナーチャイルドができたときに、『私は愛されない人、私は生きる価値がない人』このような自己像に対しての生きにくい観念ができることがあります。周囲の大人たちがどんな態度を取ろうとも、『あなたは愛されるべき人で、生きているだけで価値のある人です』セルフイメージが愛されない人、価値がない人と捉えていると、自分に自信が持てず、傷つきやすく、そして、周囲からの愛情を受け取れないばかりか、満されない想いが、自分の中にいつもつきまとうようになっていきます。
こういった観念は変えていき、心の傷を庇うことで精一杯で、気づくことが出来なかった、そして身につけること出来なかった生きやすい観念を自分の中に取り入れていきます。
捨てた人格の取り戻し
例えば、甘えてくる人が嫌い。これはあなたが心の成長段階で甘えられなかったことや、甘えることを周囲の大人たちに禁止されてしまったからおこります。自分の中で甘えるこを禁止していると、いつも1人で頑張らなくてはいけなかったり、甘えている人を見ると心がザワザワとイヤな気分になります。
この甘えるというキャラを取り戻すことにより、上手に人に頼ったりできるようになり、自分の中の禁止を解き、自分を受け入れていくことで、甘えてくる人と遭遇しても不快ではなくなり、人間関係のストレスから解放されます。